先日は人物写真課題のデコについてブログに書かせていただきましたが、色々な方から反応がありました。
今日は他の課題で、あまりによくあるパターンについても書かせていただこうと思います。
添削時の評価を上げるヒントにもなると思います。
【前に習ったはずのことや基本を忘れてしまう方が非常に多いです】
頭で理解せずに、言われたとおりに言われた手順で漫然と制作してしまっていると、どういう時にどうしてそういうやり方をするのかがわかっていないので、
次に同じやり方をするような状況が来ても、そのやり方をする時だ!ということに気づくことができず、再び何も考えずに漫然と進めてしまって、折角習った内容を復習できる機会を課題に盛り込んでいるのに全く活かせない…ということが起こります。
特に多いのは…
●接着剤の塗り漏れ
準1級で特に大きく出てくる部分がありますが、
そもそもその課題でもテキストをきちんと読んでいなくて、塗り漏れだらけのまま提出されて指摘される方がものすごく多いです。
そして添削で折角指摘しても、その後の課題でも毎度同じように塗り漏れする人が非常に多いです。
折角学んでも、覚える気がない、そうする気が全然ない、では学んだ意味ないですよね。。。涙
理由などの詳細はテキストに書いてありますが、塗り漏れを軽視すると、長持ちしない原因になりますよ!
これ、準1級でも1級でも最低3課題は同じ状況でやる必要があるのですが、
下手するとその該当全課題で指摘(あるいはその部分でBやC判定)となる方、多いです。
何回言われても、読んでないのか流し読みしているのか…
書いた意味がなく、毎回とてもガッカリします。
●格子並べの際のストーンの中心揃え
小物の形状が変わった途端に「中心を揃える」という基本を忘れて、中心を揃えず前の行(周)に詰めて大きくうねる方が多いです。
基礎でやったはずなのに、1級にもなって今更また基礎の説明をすることになるパターンも多いです。
なぜ小物が変わった途端に基本を忘れてしまうのでしょうか。。。
縦も横も「中心」を意識するということがまったく身についていないで漫然と埋めている証拠ですよね。
●小物の端揃え
基礎のパネルレッスンでも枠に沿って端は綺麗に整えたはずなのに、
小物の制作になった途端に端を揃える気持ちがなくなってしまう方も多いです。
小物の端を揃えるということを覚えていただくためにパネルの枠でもそのようにしていただいていたのですが><
端がガタガタで、へたすると小物からはみ出している、、見た目も悪く、ひっかかり、精度の低い作品に見えてしまいます。
これら3つは本当にもう何度指摘しているかわかりません。
それも同じ方に何度も何度も書くパターンが非常に多いです。
添削内容を読み流してしまってその後に活かさないのでは、せっかくお金払っているのにもったいないです><
難しくて何度やってもなかなか上手くできないようなことなら同じようになってしまうのもまだわかりますが、
基本のパネルでできたような、技術的には難しくないこと(つまり意識せず漫然と埋めている状態)で、何度も同じ指摘を受けるのでは、なんのために学んでいるのか、、、
技術を身につける目的ではなく、ただ課題を消化して達成感だけ得られればいいのかな?
と、とても残念に思います。
受講されている目的を見失わず、
書かれた内容をしっかり咀嚼して身につけていただけることを祈りつつ、日々、添削しております。
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